『コンビニに行こう!』

『…たしかに…私、純さんに会うまでは、コウさんとお付き合いしたい…って思ってました…。でも、純さんに会っただけでこんなに動揺してます。それなのにコウさんとお付き合いするのは…ごめんなさい…』



頭を下げた。



『ハルちゃん、頭を上げて…』

コウさんの声が震えている…


恐る恐る頭をあげるとコウさんは切なそうな顔…


目が合うと、強い力で私は押し倒された…





…頭打つ…


そう思って目を瞑ると…






…あれ?…痛くない…




ちょうど、クッションに助けられたみたい…



っていうより…この状況…マズイよ…



私の上にコウさんの体が重なってる…


耳元には、コウさんの吐息がかかる…



『…コウさん…。ちょっと待って…』


起き上がろうとするけれどかなうはずもない…



『嫌だ…ハルちゃんが悪い…』


私の耳元で話すコウさんの声に…息に…

私はドキドキ…変な気分になる…



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