『コンビニに行こう!』
そのまま、純さんに連れてこられたのは、私が告白してしまったいつぞやの公園…



ベンチに座る私達…




私は涙が止まらない…



いつも優しいコウさんが怖くて…怖くてたまらなかった…



一度は受け入れてしまおうかと思っていたのに…


今は恐怖でいっぱいだった…


震える私の肩をずっと抱いてくれている純さん…






純さんはまたハンカチで私の顔を拭ってくれた…




『大丈夫…ハルちゃん…。』

優しく宥めてくれる純さん…。

わたしはただ頷くだけ…




そんな私に、

『びっくりしたよ…上の孝太の部屋に行ったらなんかもめてる声がして…もしかしてって思ってドアを開けたら……あんな…』


『す…い…ません…』


『いいんだよ…ハルちゃんのあんな姿と泣き顔を見たら…勝手に体が動いちゃった…』



『あり…がと…ございました…』



< 157 / 335 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop