『コンビニに行こう!』
『大丈夫だよ…もう襲ったりしないから…!』
冗談ぽく…笑いながら言うコウさん…
私を笑わせるためだね…
きっと……
『…はい。』
私は笑った……。
『純さんに振られたら…俺が慰めてやるから…頑張れ!』
『ありがとう、コウさん。私…きちんと純さんへの想いに向き合います。ちゃんと伝えようって思うんです…』
『純さんはいいよなぁ…ハルちゃんに告られんだもん…。でもさ…俺、ずっと感じてたんだけど…純さん、ハルちゃんが好きなんじゃないかな……まぁ…俺の勘だけど…』
『それはないと思います…。』
『まぁ…頑張れ…。あっ…!そうだ…。これ…。』
コウさんはカバンから小さな袋を取り出し私の前に置いた。
『なんですか?』
『これ…バレンタインのお返し…。今日…ホワイトデーだろ?』
…あっ…忘れてた……