『コンビニに行こう!』
『…やっぱりな…ハルちゃん、忘れてんだろ〜なぁ…って思ったんだ…。』
『はい…忘れてた…。』
『あんときのこと…思い出させちゃうみたいで迷ったけど…受け取って…!』
『…ありがとう…。開けてもいいですか?』
『うん…。でも気に入るか不安!』
ちょっと…顔を赤らめてる…。
袋から小さな箱を取り出す…
開けると…ピアス…
私が好きなシンプルなデザインの…かわいいピアスだった…
『かわいい…ほんとにもらっていいんですか?』
『気に入ったらもらって!』
『はい…。気に入りました。つけよっと…』
私は今つけてるのを外し、もらったピアスをつけた。
『似合うな…やっぱりハルちゃんにはシンプルなのが似合う…。』
そう言って私の頭を撫でてくれた…。