『コンビニに行こう!』

…超怖い……。純さん…



ゾクッとするほど怖かった…。


そして…つい…非常識にも…かっこいい…

なんて思ってしまった。





ひねりあげられた一人は、余程痛かったのか…


素直に私達から離れていった。






二人がいなくなると、純さんは


『もう…、ハルちゃんは目が離せないなぁ…』

っていつもの優しい声に戻って、私の頭を軽くこずく…


『…ありがとうございました。』


『孝太からは聞いてたけど…ハルちゃんってモテるんだなぁ…』

しみじみ話す純さん…。


『えっ?もっ…モテないですよ…。』

慌てて否定するけれど、


『孝太が言ってたぞ!大学でも告られまくりだって…』


ニヤッと笑う…。


『…コウさんってそればっかり…。』

私はほっぺたを膨らませた。



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