『コンビニに行こう!』
でも…
どれくらい会えなかっただろうか…
もう少しで寒い冬がやってきそうな冷たい風が吹き付ける頃…
私はいつものように倉庫で仕事をしていた…
私が倉庫での仕事をする理由は…
純さんがいつきても、すぐ会えるように…
そんなアホな理由だ。
でも、みんなにとって嫌な仕事だから、私が進んでやることに何も言わないし、むしろ感謝されてる…。
店長さんも、
『ハルちゃんがやってくれるとミスもないし、きれいに片付く…』
って言ってくれる。
だから一石二鳥なんだ。
…やっぱり、今日も会えないかな…
何度も…何日もそう思ってた…。
そして…
棚を見上げると…初めてここで純さんと仕事をしていたことを思い出す。