『コンビニに行こう!』

『あぁ…そうだったね…。』

にっこり笑って純さんも私から離れた…。



…なんか寂しい…。


自分から離れたくせに…


純さんの温もりが恋しい…


胸がギュッと締め付けられた…。




『あと少しで終わりでしょ?』


『あっ…はい…。』


『じゃあ、これから付き合って!』


『えっ…付き合う?』



『うん…。これから二人でお祝い…』

純さんが言いかけたとき、
倉庫のドアが開いた。




マリさんだった。

『あれ?純くん、どうしたの?』


『あっ…俺、就職決まったんだ。』


『マジで?おめでとう!』

マリさんと純さんは握手している。




マリさんは大学院に進むらしく…バイトはずっと続けていた。



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