『コンビニに行こう!』

『ハルちゃん…久しぶり!』


話すの…久しぶりだ…。



スーツを着ている純さんは別人に見えても、笑顔は変わってなかった。



あの…優しい…大好きな笑顔だった。






『…ど……して…?』


そんな一言さえマトモに話せない…



『だって…俺、ハルちゃんに話、してないもん。話あるって言ったよね?』



『話?』



『うん!そろそろ終わるよね?』


その言葉に、時計を見ると、たしかに終わる時間。




…なんで知ってるの?




そう思いながらも胸は張り裂けそうにドキドキしてる。




新人さんを店長さんに任せ、私は休憩室へと入った。








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