『コンビニに行こう!』
そんな格好してほしくなくて必死に言葉を並べたけれど…すべて空回り…


しかも自分から妹だなんて言ったくせに…

ハルちゃんから兄貴と言われてショックを受けてしまった。




やっぱり、兄貴じゃなくて…
ハルちゃんの彼氏として傍にいたい…


その想いが強くなって封印したはずの想いが溢れた…

俺は岩崎と、何度も話し合いを重ねた。



岩崎には悪いけど…申し訳ないけど…


一度も愛してると思ったことはない…


はっきりと言った。



だけど…岩崎は

『それでもいい…』と別れてはくれなかった。




どうしたら岩崎に分かってもらえるのだろうか…


いつもそんなことを考えてた。

山下にもこの時相談したんだ…


山下はトコトン話し合って分かってもらえって言ってたし、自分でもそう思った。

でも…


ハルちゃんの俺への想いが徐々に離れていってしまった。


孝太が…ハルちゃんに急接近したんだ。



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