『コンビニに行こう！』

鍵がかかっていない…


躊躇しつつも開けた俺は…


心臓が止まるかと思った…




なんだ…何をしてんだ…？



ハルちゃんに馬乗りになった孝太は上半身裸で…



馬乗りにされてるハルちゃんの服ははだけて…泣きじゃくっている…




俺を見たハルちゃんは慌ててはだけた服を直していた。



俺は頭に血が上った…



気が付くと孝太が床に倒れていた…。



俺は孝太を殴ってしまった…



殴る資格はないんだけど…



止まらなかった…。



ハルちゃんを傷つけまくってるのは俺だけど…


孝太が許せなかった…。


捨て台詞をはいて孝太の部屋を出た…


そして…涙を流すハルちゃんを抱き締めた…


ハルちゃんの辛い想いを…

少しでも取り除きたくて…


きつく…きつく……


抱き締めた…。