『コンビニに行こう!』
私にも彼ができたことを今日子先輩に報告したら…


太田さんがエライ剣幕で大学に来て…


どんなやつなのか…って問いただされ…

写真を見られたり…散々だっただけ…


純さん…勘違いしてる…


涙で声にならなかったけど…

『その人…違います…。私は純さんだけです…信じてくれないんですか?』


『…あんな…楽しそうなハルちゃん見たら…信じられなくなるよ…』


純さんは辛そうに俯いた…。


『…信じて…くれないんですね…?』


また更に涙が溢れた…


私の問いかけに…何も答えてくれない…


『もう…いい…』

私は呟いた…


『えっ?』

純さんは辛そうな顔を上げた。




『…私…。私…、純さんに会えなくて…寂しかったけど……我慢してただけです…。』


そう言って…部屋を飛び出した…。





< 269 / 335 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop