『コンビニに行こう!』
さっきの賑わいが嘘のように…静まり返る…



もう…誰もいなくなった…


私…一人…。



雨がポタポタと落ちてくる…



雨が私を濡らしていく…




すごく…寂しかった…



私…何してるんだろう…


何で逃げてきたの?


ちゃんと…話をすればよかった…



ちゃんと誤解だって…


私も不安だったって…



言えばよかった…



違う…我慢なんてしなきゃよかった…


我が儘でも…重いって思われても…



ちゃんと気持ちを伝えればよかった…



もう…

会えないの?終わりなの?


純さんと…もう………?







そう思った瞬間…


私は走り出した…。




雨は激しく降り…私の身体を容赦なく叩きつける…


だけど…


走って…走りまくった…



もちろん…純さんの元へ…


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