『コンビニに行こう!』
『純さんが見た人は…サークルのOBの方で…ちゃんと素敵な彼女もいらっしゃいます…。彼ができたって報告したんです。とてもかわいがってくれて…お世話になった方だったので…』


『…報告…かぁ…』

純さんは少し脱力してた…

『ねほりはほり聞かれちゃいました…。』

と、舌を出した…


『じゃあ…なんで電話してくれないし…あまり会ってくれなかった?』


『それは…純さんが忙しそうで…』


そこで…声をつまらせてしまった…


今まで我慢してた想いが……涙となって溢れてきてしまったから…


…でも…ちゃんと言わなきゃ…


涙を拭って、

『…純さんに沢山会いたいなんて言ったら…重い…とか…ウザいとか…我が儘…って思われて…嫌われちゃうと思ったんです…。』


俯いて…ポロポロ涙を落とす私に…




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