『コンビニに行こう!』
『もう!純さん…教えてよ!』

少し剥れながら言ったけど、

『…嬉しいなぁ…』


って聞いてないし…

『純さん!答えて?!』


『…ないよ!だって…』

急に赤くなった純さん…


『だって?』

私は純さんの顔を覗き込んだ…。


『…自分のデスクに…ハルちゃんの写真…あるんだよね…だから…誰も…告ったりしてこないよ…。ハルちゃんかわいいし……』



めちゃくちゃ照れて…真っ赤な純さん…。



…うそ…??


信じられなくて…


多分顔にでてたんだろう…


純さんは、

『信じられないって顔だな…見に行くか?』


『えっ?』


『行こう!』

純さんは私の手を取り、立ち上がった…。


私はハッとして純さんを引っ張った。

…だって…今の私の格好…








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