『コンビニに行こう!』

『あぁ〜…久しぶりのハルちゃんだぁ…。ハルちゃんとくっついてると…なんか落ち着くんだよなぁ…』


純さんも私を抱きしめ返す…



『私は…緊張しまくり…。純さん…好き…。』



私は純さんの胸に顔を埋めた。



『先に言うなよ…ハルちゃん…愛してる…。』



ヤバい…胸が痛いくらいにドキドキしてる…



『さっ…先に言わないで下さいよ…』


私は純さんの、“愛してる”という言葉に…ホッとする…





だけど、ホッとしたのも束の間…


『ねぇ…ハルちゃん?』

純さんの声のトーンが下がり…


純さんのちょっとした変化が…私の不安が…蘇る…。



『…何?』


声が震えて…純さんの顔を見ることができなくて…

純さんを抱き締めながら俯いた。





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