『コンビニに行こう!』

『…やだ…うそですよね?…離れ…たくない…』


ジワッと…目頭が熱くなる…。



離れたくない…


そんな想いが…純さんを抱き締める私の腕を一層強くさせた。





『俺も…離れたくない…。だから…ハルちゃん…』



…離れたくない!!!!



『…ついてきてくれないか?』





『…えっ…』



…今…純さん…なんて言った?





何も言えず…状況を把握できていない私は“ポカーン”と純さんを見上げた…




純さんはそんな私を見て…
ポケットから…何かを取り出す…






ハンカチ………???!





純さんの手には…




以前…純さんに貸したハンカチ…。




と…いうか…


ハンカチが何かを包んでる…




何…?








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