『コンビニに行こう!』

最初は触れるだけのキス…


そして…純さんは私を引き寄せ…

…だんだん…深い…熱い…甘いキスに変わる…






…幸せ………




この…甘いキスも…



抱きしめてくれる腕の強さも…





少し違和感のある左手も…








『あっ…ハルちゃん!』


『はい?』


『このハンカチ…借りるって言ったけど…貰うね。まぁ…もうハルちゃんのものは俺のものだから…いいよね?』


『はぁ…でもなんで?』


『これは…お守りみたいな物だから…。これ持ってると…良いことあるんだ。』

『良いこと?』


『まず…ハルちゃんを好きになったきっかけだった…就職もうまくいった…。それに今日だって…。』


そう言って…純さんは恥ずかしさを隠すように…私を抱きしめた…






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