『コンビニに行こう!』
知らなかったのは私だけ…
……恥ずかしくて…
でも…嬉しくて…
また涙が溢れてくる…。
そんな私の前に…コウさんが来て…
『幸せになれ!ハルちゃん。』
そう言って…抱きしめてくれた…。
コウさんは卒業するまで、私のナイトでいてくれた。
卒業したコウさんは、小学校の教師になり…
今は子どもたちにメロメロらしい…。
『コウさん…ずっと私の隣にいてくれてありがとう…。私、幸せになります。』
…コウさん…ありがとう…。
コウさんがいてくれて…良かった…
感謝の気持ちでいっぱい…
私はコウさんを抱きしめた。
『本当は俺が幸せにしたかった…』
コウさんは周りにはわからないくらい小さな声で、私の耳元で囁いた。