『コンビニに行こう!』

そんな時…店長さんが入ってきた…


『ハルちゃん…おめでとう。』


『…店長さん…。ありがとうございます。…でも…仕事のことなんですけど…』


店長さんの好意で就職できたのに…こうなってしまったことが申し訳なくて…謝ろうとすると…

『…俺はこうなるってわかってましたよ!純から随分前に相談されてたし…。今日も休憩室に誰も入れなかったのは俺の仕業…。就職のことは気にしなくていいから…。幸せになれ!』



って言ってくれた。

『ありが…とう…ご…ざい…ます…。』


涙で…声にならなかった…


…私は幸せ者です…。


こんな優しくて…大好きな人たちに囲まれて…


祝福してもらえるなんて…


幸せにならないと罰があたるね…。




絶対…幸せになる…



純さんを離さない…。



左手を見ながら…誓ったんだ…。









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