『コンビニに行こう!』

『えっ?』


『純のね、様子を見に行ったことがあって…半年くらい前に…純の部屋から女の子が出てきて…帰るとこだったみたいで。それがハルちゃんだったの。すれ違うと…きちんと挨拶してくれて…ね…。部屋に入ると、部屋が掃除してあって…きれいで…台所には夕飯の支度までしてあって…。びっくりしちゃった!速攻で純に電話して…根掘りはほり聞いちゃったわ〜!』


『…そうだったんですか。…全然気付きませんでした。』


『だから…早くハルちゃんに会いたかったの!純を宜しくって早くいいたかったのよ…。純を大事にしてくださってるのがよくわかったから…。』

純さんママは優しく笑った。


『ありがとうございます。なんか…嬉しい…』


私は俯いた…


恥ずかしいのと…涙を見られたくなくて…






< 321 / 335 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop