『コンビニに行こう!』
『おはようございます!』
元気よく、コウさんは裏口のドアを開けた。
その後、続いて私も挨拶をしながら中に入る…。
『おぉ!純さん!何でいるの?』
コウさんのこの言葉に私は顔を上げた。
休憩室の椅子に純さんが座っている…。
私は嬉しくて自然に顔が緩んだ…。
『あぁ…シフト入れに…』
私がコウさんの後ろから顔を出すと、
『あっ!ハルちゃんも一緒?』
純さんは、“なんで?”って顔をしてる…。
『あっはい。あの…』
大学で会って…って言おうとしたのに、
『ハルちゃんの護衛&デート!』
コウさんが言葉を遮ってとんでもないことを言った。
『…えっ?!』
純さんは少し動揺してるように見えた…。