『コンビニに行こう!』

……はっ?………


………ラブラブ…?……


一瞬、何を言っているか分からなかった…


でも、美雪さんの言葉が、頭の中でリピートする……





『へっ…へぇー…そうなんですか…。』


そう答えるので精一杯…。



でも、そんな私にお構い無しに美雪さんは話続ける…

『純くん…彼女いたんだねぇ…私さぁ、てっきりハルちゃんのこと好きなんだと思ってたのに…。腕なんか組んじゃってさぁ…でも彼女に押され気味だったなぁ…』




…もう…美雪さんの声…頭に耳に入ってこない……



………そうだったんだ…


彼女…いたんだ………



そりゃ…そっか……


いるよね……彼女くらい…


なんで考えなかったんだろう……


浮かれすぎて…


彼女の存在…聞かなかったなぁ……………




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