『コンビニに行こう!』
『無理に忘れようと思って忘れられるなら倒れちゃうくらい頑張らないよ!だから、無理に忘れることない!彼女がいてもさ…気持ち変わらないんなら、ハルの今の想いは本物だよ…。無理に忘れるんじゃなくて、ちゃんと告白して、気持ちに決着つけてもいいんだよ…。』



ノリの言葉…胸に刺さった…。
私が今、一番言って欲しかった言葉だと思う…。


…胸が熱くなる…。


ノリに救われた気がした…。


『…うん。さすがノリだね…。ありがとう…。』



絶対忘れるなんて無理…。
そう思ったら…、無性に純さんに会いたくなった…




だから…、ノリを見送ったあと、私はバイト先のコンビニへと向かった…。


本調子ではないけれど…会えたら元気になれる気がして……



ノリが別れ際に言ってくれた、

『頑張れ!何があっても私んとこにくればいい。両手広げて待っててやるから…』

という言葉を胸に…。



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