『コンビニに行こう!』

裏口に着くと、深呼吸した。
ずっと寝ていたせいで体力がかなり落ちていた…。


心臓が悲鳴をあげるようにドクンドクン暴れてる…。


勢いで来たはいいけれど…

久々で緊張する……。


最後にもう一度、深く深呼吸をして、意を決して裏口のドアを開けた……。


『おはようございます!』

大きな声で挨拶をする。


休憩室にいたのはマリさん…。


マリさんは私を見るなり、

『おー!ハルちゃん、復活?!!』



私より大きな声で叫び、抱き締めた…。


まだ本調子じゃない私は、よろめきながら、

『心配おかけしました。』

マリさんを受け止めた。


その時、休憩室のドアが勢いよく開く…。



『やっぱりハルちゃん!』

嬉しそうな顔の純さんだった…。



会いたくて、会いたくてたまらなかった純さんだった……。



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