『コンビニに行こう!』
部屋には私と今日子先輩…
今日子先輩は私を鏡台の前に座らせ、私の顔に色々塗り始めた…。
『さぁ…行くよ!』
楽しそうな今日子先輩…
どんどん変わっていく私…
幼かった顔がみるみるうちに変わっていく…
なんか…ドキドキ…ドキドキ……。
『ハルちゃんらしさを残して、やっぱり派手な色よりかわいい色がいいわね…』
そう言った今日子先輩はピンクベージュの口紅を私の唇にのせ、仕上げにグロスでツヤツヤにしてくれた。
『はい!完成!!どう?』
大満足の今日子先輩は、ドアを開け、都ちゃんを部屋に入れた。
『うわぁ〜!ハル?!最高に大人っぽいよ!別人!』
都ちゃんは派手にビックリしている…。
でも、私もビックリしていた……。
服だけでは浮いていた私も、メイクが変わればそれなりに見える…。
…今日子先輩ってすごい…