『コンビニに行こう!』

『私の腕も大したものね!ハルちゃんに見とれてるわぁ…。』


…見とれてる…じゃなくて見られている…の間違いじゃ……。




サークルの部屋に着くと、勢いよく、

『ジャーン!』


と、今日子先輩がドアを開けた。




賑やかだった部屋は一瞬にして静まり返る…。



みんなが私に注目する…。



…ヤバい……恥ずかしすぎ………!!!




そう思って都ちゃんの後ろに隠れた…。



『ヤバい…』

『超かわいい…』

『ハルちゃんだよな?』

『新たなハルちゃんだ…』


ポツリ、ポツリと聞こえる声…


そっと都ちゃんの後ろから顔を出すと、太田さんが、

『かわいいー!』


と抱きついてきた…。


そして、静まり返った部屋は、いきなり盛り上がった…。


『いいよー!ハルちゃん最高!』

ってみんな誉めてくれた。



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