『コンビニに行こう!』
かなり戸惑ったけど、嬉しい…。


さっきまでぎこちなかった靴も、浮いているような気がする服も、メイクも…


嬉しかった……。




…早く純さんに会いたい…


こんな私見たら…なんて言ってくれるかな……。





『こんちは〜!なになに?何で盛り上がってるんすか?』

私の後ろから何も知らないコウさんがやってきた。




『孝太!見てみ?ハルちゃんだよ!』


太田さんが私を指差した。



コウさんが隣にいる私を見る…。


コウさんの動きが止まる…

上から下まで見たコウさんは、

『…ハルちゃん?』

そう一言呟いたかと思うと、顔を“ボッ”と赤くした…。


何も言わないコウさんに、
『…コウさん、どうですか?』

聞いてみた。



割れに返ったコウさんは

『ハルちゃん…超良い!!』

私を抱き締めた……。



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