『コンビニに行こう!』
『………じゃあね、純さん…。』
私は荷物を抱えて裏口から出ていった…
走って…走って……
走りまくった………。
…もう、分かんないよ…
純さん…
妹になんてなりたくないのに…
でも、妹になろうって思ったのに…
純さんのアホー………!!
私はその足で、ノリの家に向かった…。
ノリは、私のドロドロの泣き顔を見て、何も言わずに抱き締めてくれた……
ノリは、あの時の言葉通り、両手を広げて待っていてくれた…。
ノリ……
あなたがいてくれて良かった………。