『コンビニに行こう!』

私は全部、ノリにぶちまけた…。

ノリは黙って聞いてくれる…。

そして、

『とんでもないやつ!』

って怒ってくれた…。


ノリにぶちまけながら思ったこと…


やっぱり…純さんが好き…

彼女がいても…妹としか思われてなくても……。


ノリにそのことを言うと、

『ハル、頑張って…』

と応援してくれた…。



その応援が私を後押ししてくれた…。


だから…

妹として…純さんにたくさん甘えてやる…


って思ったんだ……。











数日後、今日子先輩にお礼と借りていた服を返すため、サークルに顔を出した。

いつもの私を見て、今日子先輩も太田さんも、

『やっぱりハルちゃんは今のままがいいね!』

って言ってくれた…。


『私、背伸びして良かったって思います。協力していただいてよく分かりました。ありがとうございました!』

と深々お礼をした。


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