『コンビニに行こう!』
『あっ!!コウさん、すみません。付き合わせてしまって…。私、ここにいますから滑ってきてください。』
慌てる私を見たコウさんは、にっこり笑って、
『いいの!今日はハルちゃん専用コーチだもん!』
『でも…』
『いいんだよ!ハルちゃん一人にしたら、どっかの変なナンパヤローに連れ去られちゃう…!』
『もう!コウさんってそればっかり!そんな物好きな人いませんよ!』
『…ハルちゃんってまだわかってないね…。』
コウさんはため息混じりで言う…。
『えっ?!』
『今まで一緒にいて、俺、超羨ましがられてたよ…。ハルちゃん、かわいいんだもん!』
『はっ?!逆ですよ!コウさん、超かっこいいんだもん。いろんな人に見られてましたよ。私、なんか…申し訳ない感じ…。』
そう言って俯いた…。