龍奇譚-彼女の秘密-







………………



「………はぁー……」



知らず知らずの内に深いため息が口から零れた。





どうして、あんなことになったのだろうか………





確かに俺は見てしまった。



だけど、龍宮にはばれてない自信があった。





夜だし暗かったし、朝だって動揺を悟られないように気を付けていた。



それなのになぜばれてしまったのか………







< 114 / 665 >

この作品をシェア

pagetop