龍奇譚-彼女の秘密-
放課後
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――――キーンコーンカーンコーン――…
何度目のチャイムだろうか………
腕時計を見ると、いつの間にか3時を過ぎていた。
どうやら、今鳴ったのは6限目の終わりを告げるチャイムだったらしい。
俺は既に冷静を取り戻していた頭で考える。
(とりあえず、部活行くか……)
いつまでもここにいる訳にはいかないし、
部活に行かないのはもっての他だ………
そんな事をしては、キャプテンの頭に大きな角が生えてしまう。
そんなのは是非避けたい所だ………