龍奇譚-彼女の秘密-





「ふーん…じゃあ、何を話してたんだよ」

「お、おまえには関係ないだろ」

「それはそうだけどよ。気になるじゃねーか」





このままでは、話してた内容を言わないといけないような空気に、

耐えきれなくなった俺は………





「あっ!!部活、部活!!!ほら、早く行くぞ」



無理やり話を中断させ、

エナメルバックを片手に侑大から逃げるようにして体育館を目指した。





< 122 / 665 >

この作品をシェア

pagetop