龍奇譚-彼女の秘密-





(………嘘だろ……?)





話をするという事だから、

公園とかせいぜいファミレスだろなと思ってたいのに、

まさか、家だったなんて……!!





信じられなかった。





それより………





「…お、俺が行っても良いのですか……?」

「はい。司様がご自宅に連れて来るよう、命じられたのですから」





………………





俺は何も答えを返す事が出来ず、

ただ歩くだけの時間が過ぎて行った。










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