龍奇譚-彼女の秘密-





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足を踏み入れた玄関には、整理整頓された様々な靴と、

上がった所には堂々とした龍がでかでかと描かれた衝立てが置いてある。





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俺はまじまじとその描かれた龍に見入ってしまった。





その龍は、俺が夜空を背に見たモノとは少し違っていた。





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