龍奇譚-彼女の秘密-





結人くんは、


「キャー!!こわーい!!!」


と言いながら机の下に潜り込み、龍宮の膝の上から顔を出した。





龍宮はそんな結人くんの頭を撫でながら、

要さんのことをキッと睨み付けた。





「………兄さん……」



と威圧的な目で………










< 170 / 665 >

この作品をシェア

pagetop