龍奇譚-彼女の秘密-





「おまえはもう2年に進級した。

そして後輩も出来た……そうだな?」

「…………はい…………」

「先輩がこんな時間ギリギリに来ていては、後輩に示しがつかない。

そこでだ………」

「………来る………」



侑大が呟いた。



俺にも次に続く言葉は容易に予想がついた。





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