龍奇譚-彼女の秘密-





「だから…「何してるの!!早く来て!!!」

「あっ、ごめんっ!!今、行く」



要さんの言葉を遮って龍宮の声が聞こえてきた。





俺は慌てて部屋を出ようと立ち上がった。





「行ってらっしゃい」



美波さんがそう言ってきて、俺は一礼すると龍宮の後を追った。





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