龍奇譚-彼女の秘密-





「凌。あんた、朝練はいいの?」

「ヤバッ、もうこんな時間かよ」

「嘘っ!!私も行かなきゃ」



時計を見るともう7時なりそうだった。





のんびりし過ぎた。



俺は残っていたパンを口の中に詰め込み、牛乳で流し込むと、

急いで玄関へと向かった。



横には慌てた真琴が居る。





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