龍奇譚-彼女の秘密-





「鴉なんだし、こんぐらいの大きさの奴もいるんじゃね」

「いや、その2つ目の奴でも結構でかいから、

その羽の大きさの鴉なんて、ほとんどあり得ない」

「じゃあ、こんな黒い羽根の鳥なんて他に何がいるんだよ。

それにこんなでかい奴」



俺は羽根を侑大に返しながら言った。





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