龍奇譚-彼女の秘密-





『彼女にグラウンドに来るようお伝え下さい。

私達は先に行って待っていますので』

「えっ?えっ!!?」

『それでは、宜しくお願いします』

「ちょっ!!待っ!!!」

「えっ!!嘘ーーーー!!!」





クロワはその大きな黒い翼を羽撃かせ、屋上から離れて行った。





小脇に俺を抱えたまま………





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