龍奇譚-彼女の秘密-





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目の前にはいちごミルクが置かれている。





(どうしたら、いいのかしら………)





それを手に取ると、まだ冷たかった。



確かに今朝、誰かとぶつかった憶えはある。



ただ誰だったのかは、分からなかった。



それが、彼だったとは……




……………水嶋 凌………………




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