龍奇譚-彼女の秘密-





『………そうですか。

それなら仕方ありません。

………ね!!!』



クロワがそう言ったのと同時に、

その背中の翼を一度大きく羽撃かせた。



瞬間、グラウンドの砂を巻き上げながら突風が吹き荒れる。





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