龍奇譚-彼女の秘密-





あぁ、そう言えば、こんな奴が居たわね。



………忘れていたわ。





「あなた、まだ諦める気になってないの?」

『残念ながら。私には諦めるなんて考え、毛頭ないですよ』

「そう。でも、私疲れたわ」



余り、授業をサボりたくはないのに……



もう、今となっては遅いけど……





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