龍奇譚-彼女の秘密-





「だったら、お前が咒術を教えるのは当たり前ではないのか?」

「……いや、でも……!!!」

「言っておくが司。お前には拒否権なんて物はないからな」



あのぉ………



龍宮に拒否権がないとしても、俺にはあるんですよね?



それよりも、俺の存在を無視して話をしないで欲しいのですが………





俺にだって自分の意見くらいありますよ!!



………多分……





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