ダメ男を好きになるダメな私。
2月14日。
今日はバレンタインデー。


昨日友達とクッキーを作った。


昔から仲のいい友達の
亜夢(あむ)に手伝ってもらい、


クッキーをなんとか成功させた。

「らぁ!今日零汰君と逢うんでしょ?」


となぜかニヤニヤしながら聞いてくる亜夢。


「うん、多分ね。」


と私が答えると亜夢はすかさず答えた。


「はっ?多分?なんで多分なの?」


そうだよね、そりゃそう思うよね。


零汰には一応2日前にはmail送ったんだけど。


ずっと返ってきてないんだよね。

「ちゃんと約束してないんだ。」

と私がゆうと亜夢は『mail送りなよっ!!』


とかぶつぶつ言ってたけどもう送ったんだよね。


亜夢に全部説明すると


「はぁっ?零汰君最低!電話してみなよ!」


なんてゆうんだ。


電話なんて怖くてできないよ。


ってゆう前に亜夢は私の携帯を取出し


通話ボタンを押して零汰にかけている。


「あっ亜夢っ!」


と言いながら焦って亜夢から携帯を


取り返した瞬間、電話ごしに


『はい?』


とゆう声が聞こえた。


零汰の声。
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