+.*ベッドの上の王子様*.+【完】

「あ。」


エミがあたしを見て驚いた顔をした後少し赤くなりながら。


「ちょ、ちょっと来て・・・」


「え、ちょ。」


エミは半ば強引に女子トイレへとあたしを連れて行った。


「はいっ、クロネコ!」


「バンソーコー?」


エミから手渡されたものはバンソーコーだった。


でも、別に怪我してるわけでもないのになんで。


「ちゃんと鏡見てきたかぁ?」


エミが鏡越しにあたしを見る。


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