+.*ベッドの上の王子様*.+【完】

「シホちゃんが彼女になってくれたら、俺もすごく嬉しいよ?」


「だったら・・・!」


「だけど!今の俺じゃ・・・シホちゃんの横に立つ資格はないんだ。」


切なそうな瞳であたしを見る。


「だからね、俺はシホちゃんの彼氏にはなれない。」


悔しさに近い感情が、ふつふつと沸きあがる。


どうして!


どうして!


「俺はね、シホちゃんが大好きだよ。愛してる。」


「え・・・・・。」


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