+.*ベッドの上の王子様*.+【完】
今、あたしはそばにいてほしいのに・・・。
苦しい思いをして、やっとここまであたしの恋は進んだのに。
また、壁・・・・・。
「今我慢してくれたら、後の俺の将来、全部シホちゃんにあげるから。」
「あたしに・・・?」
「もちろん。」
優しく微笑む、先輩を信じたいと思った。
先輩のぬくもりがなくなって、風の冷たさを感じる。
今、傍にいちゃいけないって・・・・。
その【やりたいこと】に・・・・。