+.*ベッドの上の王子様*.+【完】
いた。
他にも2人。
生徒会メンバーがいた。
「・・・・っ。」
あたしは高鳴る胸を押さえながら先輩の番号を押した。
耳に当てて、コール音を聞く。
生徒会室にいる先輩が、ポケットから携帯を取り出してメンバーの人に何やら手でジェスチャーをしていた。
たぶん、ゴメン、とでも言っているのだろう。
6回目くらいのコール音で先輩はやっと出てくれた。
『はい。』
「あ、あのっ。」